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疲れやすい心身が睡眠を求める
啓蟄は、いろいろなものが活発に動きだす一方、心身ともに疲れがたまりやすい時期でもあります。たまった疲れは、日々のやる気や睡眠のリズムにも影響します。ものごとに集中できなくなったり、気持ちが落ちこみやすくなったり、自信をなくしたり。そんな良くない流れをつくらないよう、この時期はしっかりと休養をとり、心身の充実を心がけましょう。
ちなみに、ときおり耳にする「春眠暁を覚えず」とは、「春の眠りは心地よいため朝になったことに気づかず、思わず眠り込んでしまって、なかなか目が覚めない」という漢詩の一節。春の朝の心地よさを表現している言葉です。温暖差や新しい始まりへの不安など、からだが緊張しやすく、心も疲れやすいこの時期。ゆっくり眠ることは季節にふさわしい生活のリズムだといえます。
からだや心が疲れているはずなのに、なかなか眠れない、熟睡感がないなど。いまの眠りに満足できていない方は、あらためて睡眠環境を見直してみてはいかがでしょう。
室温や布団を調整して心地よい眠りを
睡眠環境の整え方にはいろいろありますが、一般的に寝床内の最も快適な環境とされているのは、温度33℃±1℃、湿度50%前後。ちなみに寝床内とは、敷布団やマットレス、掛布団や毛布で囲まれた、からだと寝具のあいだのことです。とくに春先は、寝はじめの温度と就寝中の室温が大きく変わりやすいとき。室温は寝床内の環境にも影響するので、まずは室内の温度や湿度を一定に保てるよう、暖房や加湿器などで工夫してみましょう。
また、昨日まで寒かったのに今日は暖かい、その逆に、暖かい日がつづいたと思ったら急に寒さが戻ってきた、といった気候が不安定なころに便利なのが、二枚合わせの布団です。冬用より薄めの「合掛け布団」と、さらに薄手の「肌掛け布団」が二枚一組になっており、暖かい日は掛け布団を一枚だけ使い、少し冷える夜は肌掛けとあわせて二枚で使うといった調節をしやすいのが特徴です。
ひとは、一生のうち1/3の時間を睡眠に費やすといわれています。春眠の季節、日頃から使っている寝具をもう一度見直し、自分にとって心地よい睡眠環境を整えてみてはいかがでしょうか?
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