季節の調和と生活を整えるお灸

YOJO/OKYU

立春・雨水
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立春・雨水

春の気配、吹き込まれる命

節分を境に春を迎えると、
寒い中でも地面の片隅には
ふきのとうが顔をだし、
春の気配を感じられます。

節分を境に春を迎えると、 寒い中でも地面の片隅には
ふきのとうが顔をだし、 春の気配を感じられます。

素材が生み出す、いまの節気の香り

空気の冷たさを想起させる
清涼感のある香りのなかに、
冬を越す山や木々の生命力を表わす
力強い樹脂の潤い。

KEY INGREDIENTS

神奈川県大磯町高麗の土

乳香、パチュリ、ベチバー、ホワイトコパル etc

PRODUCTION NOTES

暦の上では立春だが、まだ空気は冷たい。
神奈川県大磯町、とある山の湧き水でお香を練っている。
この山は極相森と呼ばれ、森の完全形態だという。
晴れた日に山頂まで登れば今日も静かに木々がたたずんでいる。
ひとつ選び木の根元に座ると、乾いた落ち葉の音を聴いた。
木肌に背中を沿わせ、静かに目を瞑る。
暫くして、太い幹の奥に潤いを見つけると、強い光が差してきた。
土の香りが湧き立ち、身体に風が通る。新たな音が鳴っている。

text by BRANCH INCENSE / Airi Okada

このYOJO OKYUを点すなら、
朝日を浴びられる場所で。
変化する身体に耳を澄ませ、
春を迎える準備を。
静かに呼吸を繰り返しながら、
大木に寄り添うような気持ちになれば、
ご自身の身体にも冬を越す
逞しさがあることに気がつくでしょう。

このYOJO OKYUを点すなら、朝日を浴びられる場所で。
変化する身体に耳を澄ませ、春を迎える準備を。
静かに呼吸を繰り返しながら、大木に寄り添うような気持ちになれば、
ご自身の身体にも冬を越す逞しさがあることに気がつくでしょう。